8月中旬を迎えお盆時期も終わり、広島では少しずつですが過ごしやすい気温の日も多くなってきました。ただ日中の気温に関してはまだまだ暑い日が続くとの予報も出ておりますので、引き続き寒暖差に気をつけつつ体調管理をしていきたいですね!!
今回ご紹介させていただくのは、デザインから木型切削、縫製作業まで全てを自社で行い、国内だけでなくパリでの展示会も開催され、海外からも高い評価を受ける福岡発の靴ブランド“そのみつ”より、2018年A/Wの新作プレーントゥシューズが入荷致しましたのでご紹介させていただきます。
本体のコードバンには東京で40年以上コードバンの染色加工を専門に行ってきたレーデルオガワ製の水染めコードバンを採用しております。
こちらのコードバンは染色、加工に約2週間を要し、一度に生産できる枚数が50枚程度と限られた非常に希少価値の高いレザーとなっております。水染めはオイル染めに比べ水分には注意が必要となり、多少の手入れが必要ですが他の仕上げ方にはない透明感のある美しい艶感が、レザーの表情を最も感じられる仕上げとして今注目を集めています。
本体はグッドイヤー・ウエルト製法で仕立てられており、アッパー(甲革)、インソール(中底)、ウエルト(底面)が独立したこの製法は高い耐久力や耐水性が特徴となっております。履き始めは堅い印象を受けますが、履き込むことでレザーとインソールが足の形に馴染むことで非常に快適な履き心地となっていきます。またアッパー部分とソール部分が直接縫い合わされていないため、ソールがすり減ってきた場合にはソール交換を行うことができ、永く愛用していただくことができます◎
生産数の関係上、店頭にてご用意しているサイズ・数量もごくわずかとなっておりますが、本来オーダーメイドが中心の“そのみつ製”の革靴を直接ご覧頂ける貴重な機会となっております。気になる方はぜひ店頭まで足をお運びください!!!