みなさんこんにちは☆
広島市内では、広島3大祭りの“とうかさん“が開催中です。
広島在住の方や中四国にお住まいの方はご存知の方が多いお祭りです。
「とうかさん大祭」は、広島市中区にある圓隆寺の総鎮守である「稲荷大明神」のお祭りであります。
御神体である「稲荷大明神」は法華経の守護神で稲荷を「いなり」と唱えず、音読みで「とうか」と呼んだのが語源だそうです。
「とうか大明神」は1619年(元和五年)に圓隆寺が建立されたのと同時に開山 慈善院日音上人が同寺に勧請されたもので、
上人の功力と霊験ある「とうか大明神」の神力により、広島城の守りは言うに及ばず城下庶民への功徳救施は安寧と繁栄をもたらしたと言われています。
大祭は翌年の1620年(元和六年)五月に始まったとされており、約400年に渡り「稲荷大明神」は「とうかさん」として崇敬と親しみのうちに現在に至っております。なお、「稲荷大明神」の御神体は大祭の3日間のみ御開帳されます。
えびす講・住吉神社祭りと並んで広島の三大祭りに数えられる「とうかさん大祭」は別名「ゆかたの着始め祭り」としても有名であり、祭りの日には広島の街では艶やかな浴衣姿の女性が目に付くようになります。
祭りが繰り広げられる圓隆寺を中心とした中央通り一帯は、毎年45万人もの人出で賑わいます。
また、圓隆寺境内に参詣する参拝者も8万人に上り、広島の夏を代表するお祭りとして市民の方々に愛されています。